kompas
Kompasニュース!
★限定特典情報です!
7/8に発売されるミニアルバム「Kompas」、CDショップでの予約受付が開始しておりますが、
下記の店舗に限り、ご予約いただくと先着○名様限定で特典DVDをプレゼント!
  ・タワーレコード渋谷(タワー渋谷オリジナルVer.)
  ・タワーレコード新宿(タワー新宿オリジナルVer.)
  ・タワーレコード梅田NU茶屋町、梅田マルビル店、難波店、神戸店(タワー関西大型主要店オリジナルVer.)
DVDの内容は、コンパス発売ツアーのときのオフショット動画をPV風に編集したものになります。
製作担当のケンイチロウが張り切って3バージョン編集しております。

また100%FunWebShopでも6/3より通販予約受付開始いたします。
こちらは特製Kompasステッカーを特典としてご用意しました! 6月中にご予約いただいた方にもれなくプレゼントします。
ツアーでご好評いただいたTシャツ、タオルも販売開始します。ご一緒に是非どうぞ!
★ダウンロード配信のお知らせ!
『Kompas』の楽曲のダウンロード販売が開始されます!
「music.jp 着うたフル」
music.jp
配信開始日:6/17 「感情」と「君を想う」の2曲が配信。
「iTunes Store」
配信開始日:7/8 アルバム全曲配信。
試聴コーナー!
kompasジャケット
kompas1
kompas2
VoマキノのKompasセルフライナーノーツ
1.感情
最近、世の中はずいぶん感情的だなって思うのです。
「言いたいことを言い合う」って一見理想的に見えるけど、そんなに美しいものじゃない気もするのです。
感情を言葉にするのって非常に難しいので、僕は本当はもっと寡黙でいたいのです。
たまにうなづいたり、じっと見つめたりするだけ。ハイジのおじいさんみたいな感じ。いいなぁ。
当たり前なんだけど僕は君じゃなくて、君は僕じゃなくて。 そんな僕らが繋がっていく時には。
「分かり合えなくて当然。だけど、分かり合えても不思議じゃない。」
このぐらいのスタンスがいいんじゃないかなぁと僕は思っています。
2.トム
「トムとジェリー」を知ってますか。アメリカのTVアニメでね、猫のトムが鼠のジェリーをひたすら追い掛け回すのです。
ジェリーのほうがいつも一枚上手で、トムは毎回ひどい目にあうのです。
潰れたり感電したり燃えたり爆発したり・・・。でもすぐに復活してまた追いかけ始めるのです。
永遠に続く追いかけっこ。僕にはとても幸福な関係に思えるのです。
3.203
「203」という数字の意味は・・・「203号室」という意味です。
僕は今までいろいろな所に住んできました。多くの場合、僕が勝手に転がり込んだのですが。
するとなぜかそこは「203号室」なのです。不思議なくらい。
薄日の差し込む部屋の、幸福でも不幸でもない空気の中で、二つの体温が混ざり合って息をしている空間。
そんな一幕物のラブソングです。
4.Snoozer
われらがギタリスト、コミのコミヤマ節が堪能出来る一曲です。
このギターリフは見栄えがするねぇ。僕もひそかに練習中です。
3声のコーラスもコミが重ねています。いろんな加工を試したりで面白いレコーディングでした。
間奏の後半でコミラップが炸裂しますが、英語で何やら有名な名言を歌っている模様。辞書片手にご確認を。
5.君を想う
いい歳こいてなかなかストレートに照れくさい題名で恐縮です。
大切なもの、人でもモノでも猫でも犬でも仕事でも神様でもいい、「大切なもの」を持っていたいと思うのです。
絶望したときに、自分を踏みとどめてくれるような。歓喜のときにはその喜びを分かち合いたいと思うような。
一方的な想いでもいいのです。
「大切な存在」がある事自体が、その想い自体が、自分を自分らしく導く道しるべになるような気がするのです。
6.マチビトマチ
漢字で書くと「待ち人待ち」。そのまんまですが、待ち人を待っている歌です。
おみくじをひくと、「待ち人」のコーナーが必ずありますよね。
それはつまり「誰もが常に誰かを待っているのだ!そうだろ!」という大前提がそこにあるわけです。
そうかぁ、みんないつでも誰かを待っているのかぁ。
「永遠に僕らは何かを待つ」なんだかそう考えるとなぜかサッパリしたような気分になったのでした。
でも、ただ待っているだけではなんとなくいかんと思ったので、曲の最後では待つのを止めて会いに行くことにしました。
待つだけのほうが正しいのか、会いに行くべきなのか。さてさてどっちが正解なんでしょうかねぇ。

コメントをたくさん頂きました!サンクス!
発売おめでとうございます!いやー、久々の作品がでると聞いて震えて待ってましたぜ兄貴達ー!
時にロックで、時に甘酸っぱくて、カスタ節全開の全6曲。僕だけじゃなくて、みんなの背中をググッと押してくれる、そんなMINI ALBUM。
伊藤邦隆(名古屋・アポロシアター)
おそらく20年の間に、あらゆる荒波を乗り越えてきたであろうバンドが、燻ることなく真っ直ぐに、ピュアに、 若者バンドのような清々しさのアルバムを作ってしまった・・・ どういうことですか!?どうやってテンションを保ってるんですか? 一度ロングインタビューさせてください。
特に3曲目が大好きです。 歩くリズム、呼吸するリズムになんだか近くて気付けばいつも口ずさんでます。                            
井上麻子(FM滋賀 / FM福井DJ)
デビュー当初からもう14年の付き合いになりますね。カスタネッツはやっぱりカスタネッツ。全然ぶれない。
1曲目からあげあげロックチューン!そしてちゃんとキュンともさせてくれる。やっぱ本物だよ〜                        
今富一機(大阪・LIVE SQUARE 2nd LINE )
僕の周りには「カスタネッツ」ファンが多くいる。そいつらに「俺はもう一足早く聴いてるぜ!」と直球で自慢したいアルバムである。
個人的に「Snoozer」から「君を想う」の流れが好き。牧野氏の声にあらためて聴き惚れるのである。        
岩瀬敬吾
生々しいサウンド、青いグルーヴ感。新人か?っつうくらいバンドの初期衝動が伝わってきます。
アホだけど、真剣だった若い頃の悲喜こもごもを、思い出させてくれる音楽。また明日から頑張ろう!                                 
草野マサムネ(SPITZ)
カスタネッツの新譜が届いた。相変わらず素晴らしく優しい音楽だな、と。
「何だか嬉しかった。何度もそう思った。」…まさにコレですよ。 また一緒にライヴ演りましょう。
グレートマエカワ(フラワーカンパニーズ)
カスタネッツのみなさま。お元気そうで何よりです。うれしいです。
このごろ、僕は、改めて、「人間力が見える音楽」こそ素晴らしいと思っているのですが、この作品を聴いて、まさに、それを感じました。
そして、カスタネッツは、僕がそんなことに気づく前、ずっと昔からそうだったのだと思います。                                      
堂島孝平
同世代のバンドが頑張っているのは嬉しい。
こんな私でも、バンドを続けていく事の難しさは、少しは分かっているつもりなんで、ニューアルバムリリースなんてホント凄い!と思っちゃうわけです。
結成20周年の「貫禄のサウンド」と変わらない「いい歌」。                              
真城めぐみ(ヒックスヴィル)
恣意的なギミックとか当てずっぽうなマジック、巧妙なトラップやトリックなんかに頼ることなく、真っ向から日常を歌うロックバンドが10年、20年と音楽を鳴らし続けるために必要なのは“言葉を更新していく力”だ。
ザ・カスタネッツの新作を聴いて、ぶれることなく貫いてきた同じ視線と感情を今までと違う言葉で歌う牧野元の声と、あうんの呼吸でビートを刻むバンドサウンドに感動しました。                            
山田稔明(GOMES THE HITMAN)
ザ・カスタネッツ。色んなバンドへのコメント書いてきたけど、このバンドの文章を書くのは最も難儀です。
なぜって? だってもう17年くらい前から知ってて、メンバーの性格や趣味まで大体わかってるんだけど、例えば兄弟や恋人を誉める文章なんて照れくさくて書き辛いじゃない。そんな気分ですよ…。
一つ言えるのは、カスタネッツや、ピローズ、桜井秀俊、怒髪天。
90年代の初め頃にこのバンド達に出会ったから、自分が20年もライブハウスで働く羽目になっちまったんだ。
勿論他にも色々な刺激的な人たちに出会ってるんだけど、特にライブハウスの仕事を始めた初期に出会って、音楽や生き方の価値観をガラリと変えられたというか、その衝撃は凄かった。
そのバンドが今でも存在していて、変わらぬ音を奏でててる。それだけで最高でしょ。
で、たくさんのお客さんがライブを見に来たり、新しく出来たCDを手に取ったりするわけでしょ。つまり現在進行形ね。 これ以上の何を求めて何を誉めればいいか分からないよ。
つーか俺に100字以内でコメント書けって言っても無理よ! 思い余るよ。すでに350字オーバーでしょ(笑) どうすんだろ〜?
そして、ここからが本編かな(笑)。
カスタネッツは息の長いバンドである。息が長いということは、つまり求められているということである。自然とみんなが欲している音楽なのさ。
それに比べて、無理やりパッケージした実の無い音を、無理やり宣伝して売ってきた業界の結末が、昨今の散々たる現実だとしたら、今こそこの音楽を聴くべきだし、リリースして、店頭に並べるべきでしょ。
日本人にお米が欠かせないように、カスタネッツはもう浸透しているのさ。
コーラとみかんジュースどっち飲むみたいな話。「どっちが体にいい?」とかさ〜考える時代でしょ。                             
二位徳裕(下北沢CLUB Que)